Live the Life I Love

旧ブログ名:私の彼女は中国人 パンセクシャルの20代女子がセクシャリティから海外移住、はたまたファイナンシャルのことを書き綴るブログです

パートナーシップって同性婚と同じじゃないの? 

バタバタにかまけてブログを更新できてなかったあんりです (汗

今日は、中国人彼女ハニたんと付き合うときに考えた将来のことをシェアしたいと思います。

 

ハニたんと私の将来展望を簡単にお話すると、結婚でもパートナーシップでも何らかの形をとって一緒に暮らして、何らかの形で子供を育てたいねと話しています。

 

そのなかで今回は、同性カップルが結婚の代わりにとれる形について話したいと思います。

付き合う前に悩んだポイントでもお話ししたのですが、将来がみえないことがハニたんと付き合う前に不安だったポイントでした。結婚制度ないし…

結婚できなくても一緒にいられれば良いんじゃない? という人もいるかもしれないですが、何の書類も作らずに一緒に住んでいるだけだと所詮赤の他人ですし、内縁関係の夫婦ほどの権利も認められていません。

だから遺産をパートナーに残したくても自分の兄弟達にとられてしまったり、大けがをして入院しても家族ではないからと病院が面会拒否したり、延命治療するかどうかなどの重要な決定が出来なかったり…さらに日本の夫婦と比べると、税金控除の点でも違いがあったり一筋縄ではいかない問題にぶちあたります。

でも悩んだ際に調べてみると、いろんな形のカップルがいました。

 

1.ただ一緒に住む

これはそんなにハードルが高くないと思います。友達とのルームシェアみたいな。

家を契約するときになんらかの問題があるのかもしれないですが…

でも、同居という形で何年も一緒に暮らしている同性カップルさんはネット上を見るとたくさんいらっしゃいました。

ただこれだとそれこそ友達とのルームシェアの延長みたいな感じで、関係性になんの法的拘束力もなく、遺産相続とかの点で問題が起こる可能性がありますよね。

 

2.一緒に住む+公的文書制作

1.の問題を解決するために、公的文書を作成して遺産分与などに法的拘束力を持たせようとされているカップルもいらっしゃいました。お子さんがいらっしゃる場合は、よりこの書類の作成が重要そうです。

 

3.養子縁組する

これは、血のつながらない人同士が「家族」となるために使っている手段なので、同性婚が認められたら選択される人は少ないのかなと個人的には思いました。

養子縁組するメリットとしては以下のものがあります。

  • 二人で同じ氏を名乗り、同じ戸籍に入れる
  • 二人で一緒に住む家を探しやすくなる
  • パートナーが老人ホームに入る際の保証人になれる
  • パートナーの緊急時に医療行為の同意等ができる
  • パートナーが亡くなったときに相続権が発生する
  • パートナーを扶養家族として所得税の様々な控除が受けられる
  • パートナーを社会保険の扶養家族にすることで保険料負担を減らせる
  • パートナーが死亡したとき、もう一方が遺族年金を受給できる

出典

同性カップルの養子縁組についてのメリット・デメリット | 東京都北区東十条 王子神谷 「もめない相続」なら 吉村行政書士事務所

 当たり前ですが、夫婦としての義務や権利と親子としての義務や権利は異なるので、慰謝料問題などデメリットもあるようです。

 

4.パートナーシップ証明

2015年から東京の一部の区で始まった制度で、だんだんと広まってきました。

よく誤解されていますが、パートナーシップ制度は結婚とは異なります。

日本では2018年6月現在 同性婚はできません。

ではこのパートナシップは何かというと、事実婚認定されるみたいなことです。

同居の点で問題だった遺産に関して、生命保険の受取人をパートナーにする際の証明として使えたり、携帯の家族割りが使えたり…

じゃあ何が結婚と違うかといいますと、ずばり法的拘束力がない。そして税制優遇もない。

また、パートナーシップ制度を申請する条件としてその自治体に住んでいることが条件のことがほとんどなので、申請したくてもその自治体に住んでいないためにできない人もいるかと思います。

 

5.同性婚を認めている国で結婚する

かなり特殊ですが、国際同性カップルで、パートナーの方の国が同性婚を認めている場合、同性婚されているカップルさんは多いです。

私とハニたんは日本と中国どちらの国でも同性婚は認められていないのでこれは使えないです。

しかし、私とハニたんが留学生として同性婚が認められているヨーロッパにいたときは二人のvisa的には同性婚が可能状態でした!(ハニたん調べ)

どいうことで、同性婚が認められている国で、永住権?(この条件は国ごとだと思いますが)を獲得できたら、理論的にはその国の国民として同性婚するのも夢ではないかもしれません。(私とハニたんはこれ狙っています 笑)

ということは、日本人同士でもうまくいけば外国で同性婚できるかもしれないです。

(条件は国ごと、そしてビザの種類や居住年数などによっても異なるため 詳細は不明ですが…)

ちなみにカナダやハワイではその国の国民じゃなくても結婚証明書を取得できますが、日本では効力をもちません。

とはいえ、新婚旅行がてらにハワイやカナダで結婚証明書をゲットされる同性カップルさんも少なくないみたいです。

 

 

私は結婚という形に憧れがあるわけではなく、一緒に住むということが現時点で私とハニたんの第一目標ですが、それも現在お互いが別の国に住んでいるため、ハニたんが日本に長期滞在するには仕事や学業などの理由がいります。

これが異性で結婚していたら、配偶者ビザで大丈夫なのですが、同性婚が認められている国で同性婚していない限りこのビザはおりません。

ただ一緒に暮らすということが同性でさらに相手が外国人だと二重に難しいです。

 

私とハニたんだけだったらハニたんが何らかの形のビザで日本に住んで、なんらかの形で二人で住む、で良いのですが、次回お話ししようと思う家族を作ることまで話を広げると、外国での同性婚orパートナーシップを狙った方が良いのかなと話しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同性と付き合って日本社会の男女不平等を感じた話

あんりです!

 

初めて同性と付き合って、いろんなことに気づかされてきたのですが、今回は特に日本社会の構造について感じ、考えたことを書きたいと思います!

あくまでも私個人の考えで、賛否両論あると思いますが、いろんな人に私が感じたことを知っていただきたいと思っていたので読んで頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

私についての簡単におさらい

・現在中国人の彼女とお付き合い中。二人の中で男女的役割分担なし。

(二人でいると女友達だと思われる感じ)

・ハニたんと付き合うまでは異性としかお付き合いしたことがない、いわゆるバイセクシャル

 

 

気づいたことその1:男女役割分担

ハニたんと付き合って将来を考えたときに、ふと「稼がなきゃ」って思ったんですね。

そのときに気づいたのです。

「あぁ、私は今まで無意識のうちに自分の将来の旦那さんが自分より稼ぐ想定で生きていたのだな」と。

つまり、旦那さんとなる男子ではなく、女の子と付き合っているから、「私が(私も)稼がなきゃ」と思ったのだと思います。

 

私はハニたんと付き合う前から男女平等とかには敏感で、子供を産んでも働いていきたいなと思っていたタイプで世間一般でみるとキャリア志向だと思います。

そんなキャリア志向の私だったのですが、例え自分が年収1000万稼ごうと、その場合旦那さんは年収1300万円くらい稼いでいる想定でいました。

なんというか、自分が収入を稼ぐという点において100%頑張らなくても大丈夫だろういう認識を無意識のうちに持っていたと思います。

もちろん女性の中には私が大黒柱になってやる、とか旦那より稼ぎたいとか考えている人もたくさんいると思います。

そして、私もそういう一人だと思っていたのに、実は甘えがあったということに気づかされて愕然としました。

 

このことを女友達に話すと、友達は就活を通じて、

「男子はやたらお金(収入)気にするな。」と感じて、あるとき

「あぁ、男子は将来家計を担うということを考えないといけないからこんなにお金を気にするのかも」と思ったらしいです。

彼らが意識してお金を気にしているのかわからないですが、すりこみも大きいのかなと思いました。

日本の男女賃金格差はOECDの中でもワースト3位です。

f:id:anriblog:20180610193321p:plain

出典:Earnings and wages - Gender wage gap - OECD Data

 

幼い時から給料は男性>女性というのが当たり前だったので「男子が稼がなきゃ、と思い、女子が、まぁめちゃっくちゃ頑張らなくても(未来の)旦那が稼ぐから良いか」という認識が生まれたのかなと思いました。

全員が全員このような認識じゃないことは重々承知ですが、傾向としてはあるのではないかと思います。

日本における、レズビアンカップル世帯とゲイカップル世帯の賃金格差とか問題になってきそうだなと考えました。 

 

 

気づいたことその2:専業主婦

「稼がなきゃ」と思ったと言いましたが、ハニたんは自立心にあふれた人ですし、私に養われよう、養われたいと思っているわけでもありません。

そして前述の通り、私達二人の間でに男性的、女性的役割分担もありません。

 

それなのに私、一度ハニたんに質問してしまったことがあるのです。

 

私:「仮の話だけど、もし将来的に私がめちゃめちゃ稼いでハニたんが専業主婦になれるくらいになったら、ハニたん日本に来てくれる?」

 

これに対するハニたんの回答は目からうろこでした。

 

ハニたん「えーーーっと、もしあんりと別れることになって、その後私がどう生きていけるか心配だな。私が仕事ゲットできなかったら、あんりに頼ることになって、それはお互いよくないでしょ?」

 

た、確かにーーーー!!!

安易にこんな質問したこと、大反省しました。

「私がハニたんに専業主婦になることを強いるということは、ハニたんの生きていく力を奪うことになる」こんな感情になりました。

そしていろんなことに気づかされました。

 

結婚して、専業主婦となった人が離婚した場合どうなるのか。

離婚原因によって超多額の慰謝料とかもらえた場合は専業主婦でい続けられるかもしれないですが、職を探すことになる人も多いかと思います。

その際に資格職とかでない限り、キャリアにブランクがあったら、そして年齢も上がるほど、仕事を見付けるのはキャリアを続けていた場合(専業主婦にならなかった場合)と比べて格段に難しくなるのではないかと思います。

 

決して、専業主婦がダメだとか、楽だとか言いたいわけではないです。

専業主婦の賃金換算を払うとしたら年収320万円といわれているほどですしれっきとした労働で、さらに育児も合わさったときなど私の想像を超えた重労働だと思います。

ただ、離婚して外に仕事を求めた場合、専業主婦という労働が履歴書で仕事上の経歴として見られないため、どうしても仕事復帰には不利になってしまうのではと思いました。

 

男性の中には結婚したら女性には仕事をやめて家庭に入ってほしいという人もいると思います。今までは「そういう男性もいるんだな」くらいに受け取っていましたが、今なら、「もし離婚した場合、その後の女性側の人生の責任はどう取るのかな?」と考えてしまいます。

専業主婦というのは、婚姻関係が継続している場合は上手くいくけど、そうじゃなくなった場合の女性側のリスクがとても大きい仕組みなのではないかと考えました。

(税金のうまみとかいろいろあるのだと思いますが汗)

 

 

 

気づいたことその3:結婚の理想形って自立した二人の関係?

 

以上を踏まえた完全なる自論ですが、ハニたんと結婚する(ライフパートナーとなる)にしろ他の人とするにしろ、

結婚は二人で一つ(収入得る人と家のことをするひとでお互い補い合ってひとつ)になるのではなく、二人の自立した人間の共同生活でありたい

と思いました。

二人とも自立できるくらい稼げて、料理含めた生活能力もあって

一人でも十分生きていける同士が出会って、二人が一緒に暮らしている。

そんな関係を目指したいと思いました。

 

 

まとめ

・男女性別役割バイアスに気づいた

・専業主婦のリスクに気づいた

・自分の理想とする結婚の形に気づいた

 

ハニたんという外国人の女の子を付き合うことで気づいた、あんり個人の見解を語らせて頂きました。

お読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LGBTQ映画「ウエディング・バンケット」についてバイセクが感想書いてみた

仕事か恋人か。まだ仕事していないのにこんなことで悩んでいるあんりです。

 

今日は、ハニたん(中国人彼女)からおすすめされて見た映画、

ウエディング・バンケット(原題:喜宴)の感想について書こうと思います。

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感想(0件)

なんで私が映画感想!?と思われるかもしれませんが、この映画、中国人彼女ハニたんに勧められて見たのですが、台湾人男性とアメリカ人男性のゲイカップルについて描かれた映画で、国際同性恋愛+中国要素ということで、私が書かずに誰が感想書くんだ!?という感じなのです。

中国の家族的文化も感じられつつ、作品としても非常に良かったです。

さすがベルリン国際映画祭 金熊賞受賞作品。

早速感想を書いていこうと思います。

※一部ネタバレありなのでお気を付けください。

※あくまで個人の感想です

 

 

 

 

あらすじ

wikipediaより

台湾人青年ウェイトンは、マンハッタンで恋人のアメリカ人・サイモンと暮らしている。しかし、ウェイトンは台湾に暮らす両親に、自分がゲイであることを告げられずにいた。そんなことを知らない両親は、ウェイトンに早く結婚するよう催促を繰り返す。一方、ウェイトンの友人で芸術家のウェイウェイは、お金がなく、アメリカ滞在のためのビザの期限も切れようとしていた。

そこで、ウェイトンとウェイウェイは偽装結婚することで、ウェイトンは両親を安心させ、ウェイウェイはグリーンカード(永久居住権)を得ようとする。結婚式は役所で書類を提出する程度で済ませるつもりの二人だったが、ウェイトンの両親が渡米してきて、どうしても台湾式の賑やかな結婚式をするように迫るのだった。

というものです。

1993年公開の映画なのですが、時代背景も同年代の感じです。今から約25年前ですね…

いろんな感想はあるのですが、今回は中国人の同性彼女がいるという私の属性視点強めで感想を書きたいと思います。

 

感想その1

ウェイトン(台湾人主人公)の両親からの結婚プレッシャーが半端ない!

主人公の台湾人男性、ウェイトンは、全く望んでないのに親が結婚紹介所に勝手に登録して結婚を迫ります。

これ、息子の将来が心配というのもありますが、早く孫を見たいという思いも強いみたいですね。

台湾に限らず、日本でもこういったプレッシャーはあると思いますが、中華圏のほうが強いのかなと感じました。家を続かせないとご先祖に申し訳ない、という感覚ってアジア独特なのかなとも感じました。

そしてこのプレッシャー。ゲイであることをカミングアウトできずにいる主人公にはとてつもなく辛いものだと思います。

両親を愛しているからこそ、孫を見れないという現実とを見せる辛さ。自分の息子が普通とは違うと知らせる辛さ。

異性と結婚して子供をつくるという自分には不可能なことを求められているプレッシャーは半端じゃないだろうなと感じました。

今はアメリカも同性婚できますし、同性カップルでも養子を取ったり、代理母などの協力を得て子供をもつという選択肢も可能になっていますし、制度的に、この当時より生きやすい世の中になっているなと感じました。

 

感想その2

サイモン(ウェイトンのアメリカ人彼氏)マジ神

まぁ偽装結婚の案を出した張本人なんですが、

彼氏の結婚式を近くで見続け、

彼氏の両親が偽装結婚相手をほめちぎり、

自分のわからない言語で周りの人が自分の家で話し続ける…

精神力半端ないなサイモン、と思いましたよね。

そして終盤妊娠発覚によって罵り合うシーン、あれでおさまるってすごいなと思ってしまいましたね。。。

 

私が同じ状況になったとして、

ハニたんの結婚式にブライドメイドとして参加する。

ハニたんのご両親が結婚にめちゃ喜んでいるのをまじかで見る。

酔ったノリで妊娠しちゃったと言われる。

………耐えられる気がしない!発案した自分を殴りたくなりますね。

 

そして生まれた子を私とハニたんで育てる…

それはちょっと嬉しくなっちゃうかも。チビハニたんですからね。

でもちょっと嫉妬しちゃうな……

 

こんなことを考えながら、サイモンよく頑張ったね、という感想が出てきました。

それに、英語で二人は十分会話できるのに中国語勉強してるし……愛ですね。

 

感想その3

なんやかんやみんな良い人

まず、ゲイカップルの関係が偽装結婚相手はじめとして応援されているのが良いなと思いました。

特に偽装結婚相手。結婚相談所紹介の人とウェイトンが会っているところを見たときにサイモンがかわいそうだとなじったり。

カミングアウトした後の母親の「普通になるかしら?(意訳)」という反応に対して「そういうものじゃないよ(意訳)」と返したり。

そしてカミングアウトした時のお母さんの反応も拒絶やなじるなどではなく、完璧ではないものの受け入れようとしていて…

1993年代のゲイの扱われ方はわからないですが、矯正所送りにするでもなく、とまどいながらも受け入れようとする愛の形が見えました。

 

そしてウェイトンがお母さんにカミングアウトする際のセリフ「普通の人がけんかしたり離婚したりする中、僕たちはうまくやっていてサイモンは僕に必要なんだ(意訳)」

素敵なセリフだなと思いました。

普通であることってそんなに大事なの?という問いかけでもあるなと感じました。

 

まとめ

・中国的家族意識を学べる映画

・ゲイカップルとそれを取り巻く人々の温かさを感じられる映画

・ゲイカップルの愛を感じられる映画

 

 

 

 

 

同性の恋人、異性の恋人、同性の友達に対する気持ちの違いについてバイセクが語ってみた

あんりです! 

 

 

たまに 「同性の彼女がいるってどういう感覚なの?」というような質問をされることがあるので、

同性を好きになるってどういう感じ?

異性を好きになる時とは違うの?

同性の友達に対する好きとはどう違うの?

 

というテーマについて彼氏がいたこともあり、2018年現在彼女とお付き合い中のバイセクシャルである私の視点から書きたいと思います。

 

[:contents]

 

 

 

彼女/元カレ/同性の友達 感情比較

比較するために彼女/元カレ/友人に対する感情を書き出してみようと思います!

 

彼女に対する感情

・愛おしい

・可愛くて辛い

・一緒にいたい

・常に会いたい

・触れたい

・褒められると超嬉しい

・独占したい(束縛したいとは思わない!)

・笑顔にしたい…e.t.c

 

元カレに対する(付き合っていた当時の)感情

※そもそも元カレへの愛はハニたんに対する愛より少なかったので比べにくいのですが…

・(好き)

・ほぼなかったけど独占欲

・一緒にいたい

・常に会いたい

・(触れたい)

・リードしてほしい=頼りたい…e.t.c

 

同性の友人に対する感情

・話すと元気が出る

・褒められると嬉しい

・一緒にいると楽しいけど、長い間会えなくても平気

・独占欲皆無

・触れたいとか一切思わない…e.t.c

 こんな感じです。

 

ハニたんに対する感情と元カレに対する感情が似ていることから、同性の恋人であっても友情とは全く別物の感情ということがお分かり頂けると思います!

 

彼女に対する感情≒元カレへの感情

彼女に対する感情≠同性の友人に対する感情

ですね。

 

 

同性の恋人に対する感情vs異性の恋人に対する感情 はどう違うの?

 そもそもですが、私とハニたんの関係はどっちが男性っぽい役割、どっちが女性っぽい役割 というのはありません!

 

同性カップルさんによっては、見た目からもはっきりと男女の役割(カレカノ的関係)があるようなカップルさんや、見た目の男女感と実生活における役割が違っていたり…カップルさんごとにそれぞれの関係があると思います。

 

私とハニたんの場合は2人で歩いてると友達のように見える感じで、役割としてもいつもどっちがリードして…みたいなものはあまりないです。

 

こういう関係のため、元カレと付き合っていた時と比べて性的役割を相手にも自分にも求めていないなと思います。

 

例えば、彼氏には

守ってほしい

常にリードしてほしい

デートでは奢ってほしい…

 

彼女だから

料理できなきゃ

おしゃれ気をつけなきゃ…

 

私は元々、付き合っている人とは対等でいたい人なので、元カレと付き合ってるときも奢られるのとかは嫌いでした。

デートの予定を決めたり、予約したりするのも私がすることが多く、上記の彼女だから〜〜とかはあまり思ったことがないです。

でも、例えば駅まで送ってもらうとか男子が期待されてる役割のようなものは無意識のうちに期待していたように思います。

 

ハニたんとの関係はこういうのが無いです!超イコール!

できないことはお互い助け合ってやる。私が料理するときもあればハニたんが料理するときもある。

なんで彼女なのに◯◯をしてくれないの!?

というようなことがないです。

(ex.なんで彼氏なのに奢ってくれないの?)

 

昔の日本の、男性は仕事、女性は家のことをやって夫婦は2人で1つ という考えの真逆をいくと思います。

2人の自立した人間が一緒にいるという感じです。

 

同性の友達が彼女になる可能性もあるってこと?

 んー。答えとして、可能性ということでいうと、ゼロじゃないんだろうけど、私は考えられないです。

これも人それぞれで、ハニたんは仲良い友達が元カノになってすぐ別れてというパターンもあったみたいですし…

でもこのときも大親友だけど恋人にはならないと気づいたらしいので、友人との関係性と、個人ごとだと思います!

 

異性との関係でも、友達になったら男友達としか見れないという人もいるでしょうし、友達の関係から発展する場合もあると思います。

 

私は好きになった人が好きなので、いままで長いこと友達として付き合って、恋人としての好きを感じていない時点でそういう関係になることは考えられないです。笑

 

まとめ

・同性の恋人に対する感情≒異性の恋人に対する感情

・同性の恋人に対する感情≠同性の友人に対する感情

・同性 異性の恋人に対する一番の感情の違いは性別的役割を抱かないこと

・同性の友人が恋人になる可能性は人それぞれだけど、あんりの場合は考えられない

 

読んで頂きありがとうございました!

 LOVE éµã®å£ç´

 

 

 

 

バイセクシャルってどんな感じか当事者が語ってみた

 

ブログを読んで頂きありがとうございます。

今日は私の性的指向であるバイセクシャルについて語ってみようと思います。

 

[:contents]

 

 

バイセクシャルってなに!?

「ゲイとかレズとかよく聞くけど、バイセクシャル?よくわかんない」

といった声を聞いたり聞かなかったり…

私の肌感覚では、バイセクシャルはLGBTQの中でもメディア取り上げられる頻度が少ないんじゃないかと思います。

あんりが考えるその理由としては、(あくまで個人的)

・悩みが他の性的マイノリティより少ない

・異性と付き合ってるときはノンケと何ら変わりない

が根底にあり、

メディア的にも他の性的少数者と比べてインパクトに欠けるのでわざわざ取り上げないし、バイセクシャルをわざわざアピール?する人も少ないのかなと思います。

そもそもバイセクシャルとは?

wikipedia さまによると、

両性愛バイセクシャリティは、男性にも女性にも見られる、異性・同性にかかわらずいずれの性の人に対しても、美的な憧れや情緒的・精神的な魅惑、あるいは性的・肉体的な欲望を抱くような性的指向をいう語。

 すごーーく大雑把に言うと、「男性とも女性とも付き合える人。」ということですね。

 

最近だとメイプル超合金カズレーサーさんが、バイセクシャルを公言していることで有名ですが、私は彼の発言「人類はみんなバイセクシャル」割と真理なんじゃないかと思っています。

 

 

 

私、あんりの場合

私の恋愛遍歴をたどってみますと、

中学時代:初彼氏ができる

高校時代:クラスメイト男子に片思いする以外は驚くほどなにもない

大学時代:1年以上付き合った彼氏がいた

 

といったようなスーパーどこにでもいる女子大生でした。

メディアでよく見聞きする女の子しか愛せないという悩みや、初恋が女の子だったという記憶もなく…

と同時に、中高時代憧れていたのは女の先輩だったり、電車でかっこいい人よりも綺麗な人に目が行ったり。そして本気で好きになったら女の子とも付き合えるだろうなと思っていました。

先輩に対する憧れ=恋愛感情 ではないと思いますが、ポテンシャルはあったのかもしれないです 笑

 

そんな私が彼女ができたのは留学先のヨーロッパの国で、相手は中国人の女の子でした。とても感覚があう友達で、いつも自然体でいれる相手でした。

でも当時は付き合うとか全く頭になく、相手からの好意を感じ取った時も 私はあなたとは付き合えない と伝えました。

 

当時、付き合えないと伝えた理由としては、

1.将来の見えなさ

半年の留学期間が終わったらお互い帰国するため国際遠距離をしないといけない。

付き合ってもその後の結婚や子供を持つビジョンがない。

2.関係が変わることを恐れた

大親友といえる仲で人として大好きだったからこそ、恋愛に発展して別れたときに関係にピリオドを打たないといけないことが怖かった。

 

ハニたんのことは好きだけど、恋愛の好きには応えられないと思っていました。

でも、いろいろ悩み、「同性 友情 愛情 違い」でググる日々…

 

そして背中を押される言葉と出会いました。

「友情であれ、愛情であれ、あなたがそれだけ大切に思える人と出会えたことはとても素敵なことです。」

そのままではなかったですが、こんな感じの言葉でした。

それから紆余曲折あり、ハニたんへの自分の好意を自覚。でも上記1.2の理由から自分の思いを伝えないつもりだったものの、また紆余曲折ありお互いに思いを告白し、今に至る。という感じです。

(この紆余曲折パートは別記事で書けたらなと思います。)

 

バイセクシャルー性別も血液型と同じくらいの単なる属性

私が友人にカムアウトするときによく使う表現があります。

それは、「究極の性格重視で付き合ったって感じ」。

例えば、付き合うときに、

ルックスにこだわる人、こだわらない人

身長(○○cm以上/以下)にこだわる人、こだわらない人

以下はあまりいないと思いますが…

血液型にこだわる人、こだわらない人(例:付き合うなら絶対A型、B型とは付き合わない)

出身地にこだわる人、こだわらない人(例:付き合うなら関東の人、関西とは付き合わない)……いると思います。

私にとっては「性別」もこういった条件の一つにすぎなくて、性別にもこだわりがない。

付き合う人を決めるときに血液型や出身地で絞り込んだりせず、好きになった人がB型東京出身だった、というのと同じのりで、好きになった人が女の子、同性だったという感覚です。

性別が関わることで生殖にも関わってくるので、出身地のような単なる属性とみなされにくいのだと思いますが、バイセクシャルの私にとっては好きになった人が女性だったという感覚です。

 

バイセクシャルは誰でも良いの!?という間違い

私はまだ言われたことないですが、バイセクシャルの人あるあるとして、

「男女とも恋愛対象ってお得だね」「誰でも良いの?」

と言われることがあるみたいです。

いやいやいや。そんなことはない!!!

ノンケ、ストレートの人でも、すぐに(割と誰とでも) 恋に落ちて付き合える人もいれば、なかなかピンとくる人が表れにくく、恋に落ちにくい人もいると思います。

 

さきほど、出身地にこだわらない、血液型にこだわらないという話をしましたが、私の場合は性格・フィーリングで人を好きになります。そして私はそんなに恋多きタイプではない=人を好きになることが少ない です。

なのでバイセクシャル=誰でも良い、お得 というわけではないです!

しいていえば、好きになるかもしれない人の分母が単純に2倍いる とはいえるかもしれないです…

 

性的指向は完全に分類できるものではなく、一人一人感じ方も違うと思います。

今回は一例として、私、あんりの感じ方を書かせて頂きました。

参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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おっさんずラブ最終話バイセクシャルによる感想

 

 

 

 

今期大好きだったドラマ、おっさんずラブが最終話を迎えましたー

なんかこう……もっと見せてーーーーという名残惜しい感じです。

ゲイの恋愛模様ということでしたが、オネエのように扱うのではなく、コメディで終わらせるわけでもなく、とてもリアルで「人を愛すること」を真剣に扱っている王道ラブなお話だったと思いました。

 

私は現在彼女がいるバイセクシャルなのですが、自分が当事者になってから、LGBTQ系のドラマ・漫画へのレーダー感度が強くなりました。LGBTQとひとまとめにしていますが、それぞれ悩みはかなり異なったものだと思います。

「隣の家族は青く見える」にもリアルなゲイカップルが描かれていたように、単にBLやオネエではない性的少数者をリアルに扱った作品が出てきて嬉しく思います。

性的少数者を扱ったドラマ、漫画についてはまた別の記事で書いてみたいなと思います。

 

早速、感想を書いていこうと思います。

(あんりバイアスかかりまくることをお許しください。)

 

まず、上海転勤!? 日中遠距離恋愛!?一緒!という反応から入ったワタクシあんりでした。

からのフラッシュモブプロポーズ。部長さん、超絶忙しいなか、これ練習したんだなとはるたんへの愛を感じましたねー

そして、あの状況でははるたん断れないよな、普通の人でも断りにくいから、はるたんなんて絶対に断れないよなとしみじみ。

そして心に誓いました。将来フラッシュモブプロポーズはやめよう、と。

(あんりの個人的感想です)

結婚式の準備。部長の財力を感じましたねー

そして誓いのキスのシーン。あの瞬間になって、はるたんはやっと、やっと自分が誰を好きか、どのくらい牧が大切な人かわかったんでしょうね。

自分でも牧に対する想いがはっきりしてなかったけど、牧とのキスや走馬燈のように思い出される思い出によって、自分でもなんか好きだな、とかなんか違和感感じるなといった理解できてなかった感情を理解した瞬間だったのかなと思いました。

 

それを見守る部長。余裕ある大人。すごい。内心はもうすごい悲しいはずなのに、披露宴の心配をさせず、行かせてあげる度量。愛ですよね。

離婚までしちゃうくらいはるたんが好きで好きで…はるたんと一緒にいたくて結婚までたどり着いたのに。正直押し切ることもできたはずなのに、行かせてあげるところ。

本当にはるたんを愛しているんだなと思いました。

そして 振られちゃった ていうところ。蝶子さんが一番にかけよって来るところがよい! 愛っていろいろな形があって、あの二人の関係はお互いのことをよく知っている盟友みたいな感じなのかなと思いました。

 

そして牧への告白。

まずね、牧君の「俺と一緒にいたら幸せになれませんよ」って辛いね。

愛ゆえにはるたんを振ったんだろうし。

ドラマの感想から一瞬離れると、

現実問題これってゲイ レズの人がストレートの人に恋した時によく感じる心情なんじゃないかと思う。

私もハニたんに近いことを言われたことがある。

自分が告白した/好きになってこっち(性的少数者)の世界に引き入れてしまったら、あっち(ストレート)の世界で幸せになれるはずのあの人が不幸せになってしまうんじゃないか。という思い…。

この不幸せって端的に言えば普通じゃないってことなのかな、と思う。

例えば子供をもてない、結婚できない、家族や友達周りの目……。

でも今や多様な家族の形ができて、性的少数者でも子供を持つこともできるし、そして子供をもつこと=幸せというわけではないし。性的少数者自体も認識されてきて確かにマイノリティーではあるかもしれないけど、マイノリティーになること=不幸せ ではないよなと思います。それよりも好きな人と入れること=幸せ なら、こっちの世界とかあっちの世界とかわける必要なくなってきたんじゃないかなと思いました。

 

それが表れているのがはるたんの「いつも勝手に決めるなよ。俺は絶対、お前と一緒にいたい。」というセリフなのかなと思いました。

このセリフ秀逸です!まだ結婚したことがないあんりですが、またまた思いました。

「あなたとずっと一緒にいたい、だから結婚してほしい」ってまさに私のハニたんに対する想いじゃん。

 

この後に続く、おかえり ただいま がもうたまらない。

牧の帰る場所ははるたんのところで、今まで長い旅に出ていたのがやっと帰ってこれたんだね。と感じさせられる。

 

私もハニたんとおかえり ただいま を言い合える関係に早くなりたい……と強く思ったあんりでした。

 

そしてそして、牧とはるたんは日本 中国遠距離恋愛開始するのねーー!!

しかも上海ってドンピシャだし…

同じシチュエーションじゃん!と共感を隠し切れないあんりでした。

LINE使えないから牧君もはるたんのためにwechatダウンロードするのかな?

上海に行ったら二人でどこに行くんだろうとワクワクしっぱなしです 笑

ああーーーー 良質なドラマをありがとうございました!! 

ぜひ上海編を見たいものです……

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

はじめましてーブログについて

はじめまして。

2018年6月現在付き合って7か月の同性の彼女がいるあんりです!

ブログを読んでいただきありがとうございます。

 

簡単なプロフィールを…

・国内大学生 

・中国人の彼女(同性)がいる (遠距離恋愛中)

・ヨーロッパに留学していた

・ヨーロッパ院進orヨーロッパ就職を考えている

・将来模索中

という感じです!

このブログでは主に中国人彼女との国際同性遠距離恋愛について、そして時々今後行う予定のヨーロッパ院出願について書いていけたらなと思います。

 

〇なぜブログを始めたのか

ずばり、「同じ立場の人をネット上でも会ったことがないから」です!

同じ立場→「国際(欧米や台湾など同性婚法制化国ではない)」「同性」「遠距離」恋愛中の方

 

私は彼女と付き合う前、とーーーーーっても悩みました。同性恋愛に偏見があったとかいうわけではなく、ロールモデルとなる人が周りにいなかったので、「将来があるのだろうか」「どんな未来が待っているのだろう」と不安でいっぱいでした。

そんなときにネットでいろいろ検索して、同性で家族を作られている方、国際同性恋愛の同性婚されている方、いろんな未来があることを知り、一歩踏み出す勇気をもらえました。

ただでさえ情報があまりない国際同性恋愛ですが、同性婚が法制化されていない国出身の国際同性カップル情報は特に情報がないため、情報発信できたらなと思います。