Live the Life I Love

旧ブログ名:私の彼女は中国人 パンセクシャルの20代女子がセクシャリティから海外移住、はたまたファイナンシャルのことを書き綴るブログです

元彼女とのなれそめ 同性と付き合おうと思えた理由

あんりです! 

すごく長い間ブログを書いていませんでしたがこの半年間いろんなことがありすぎて、ブログにキャッチアップできていませんでした 汗

 

まず、約一年半付き合った彼女と別れました。
どっちが振ったというより話しあいの結果別れることになりました
(別れ方が悪かったためあまりクリアな関係ではないです。苦笑

過去に彼女とのなれそめを詳しく公開していたのですが、別れたということで、今までのモノは非公開にして、大まかに、公開できる範囲を公開しようかなと思います。

 

同性とお付き合いするか悩んでいらっしゃったり、一歩踏み出せずに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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出会い編

 私、あんり(日本人女子)と元彼女であるハニたん(中国人女子)が出会ったのは留学先のヨーロッパの国でした。

留学先の大学での1週間オリエンテーションのグループが同じことから出会いました。

 

 

ハニたんは、雰囲気も似ていてすごく話しやすかったのを覚えています。

オリエンテーションウィークの中の一番仲の良いメンバーという関係から距離感がぐっと近くなったのは、最終日でした。

オリエンテーションのグループで行ったバーで恋バナを二人でしていて、

そのときに私が「今、彼氏or彼女はいるの?」と聞いたんですね。

同じグループにLGBTQの子がいて、あとジェンダーとかの関心も高かったのでバイアスないようにくらいのニュアンスで、

「彼氏いるの?」ではなく「彼氏or彼女いるの?」という表現になったのですが。

ハニたんは 驚いた顔をして、

「なんで彼氏or彼女って言ったの!? 笑 今はフリーだけど、私彼女がいたことがあるよ 笑笑 あなた彼女いるの!?」

と私としては驚きの返答をしてきました。

 

当時異性としか付き合ったことがなく、特にハニたんに惹かれていたわけでもないですが、この質問をしたことがきっかけで、私達二人の仲が急速に深まりました 笑

 

 

転機1:旅行

授業が始まるまで一週間ほどあるので旅行に行こうと思い、日本人の友人ではなく、また会いたいと思ったハニたんを誘うことにしました。

ハニたんも暇だったようで二つ返事でokでした。

 

旅行中にハニたんからの好意を感じて、

「あなたのことは人として好きだけど、恋人にはなれない。あなたが私のことを好きになっても応えることはできないよ。」

と伝える出来事がありました。

出会って一週間ちょっとだし、実際友達としてしか見ていなかったし…

 

この時点でのお互いの思いは

ハニたん→あんり:好き

あんり→ハニたん:良い友達でいたい。loveにならないで欲しい。

 

という感じだったと思います。

大親友のような関係でしたが、「私に彼氏が出来たらどうする?」という会話をした時に、ハニたんは「今までの関係ではいられないと思う」と答えていて、複雑な心境になったのを覚えています。

 

転機2:ハニたんのメンタルショック

ある日、私が誘われていたホームパーティに行く準備をしていると、授業に出ているはずのハニたんからmessagerが届きました。

その内容は、ハニたんが大好きだった授業の教授が数日前に亡くなっていた。というものでした。

ホームパーティに参加する予定だったのですが、今すぐハニたんのところに行ってハグしてあげたい という気持ちになりました。
結局その日はホームパーティーをキャンセルしてハニたんとメッセージのやり取りをしていました。

 

私は行動から自分の感情を理解させられることが多いのですが、この一件を機に、自分の中でハニたんは大切なひとなのだと気づかされました。

 

ハニたんが特別な存在だと自覚しながら以前のように大親友として過ごす日々。

 

だんだんとこの頃から、ハニたんに対する好意を自覚し始めていました。

でも、好意を自覚するのとそれをハニたんに伝えるのは別問題で。

 

これを伝えて「付き合う」となったとしても

ーお互い帰国したら国を隔てた無期限の遠距離恋愛だし

ー結婚?とか将来が見えないし…

ー人として好きだからこそ関係にピリオドを打ちたくないし…

 

好意を自覚しながらも、この気持ちは伝えずに、specialな友達でい続けようと思っていました。

 

この時点でのお互いの思いは

ハニたん→私:love

私→ハニたん:specialな人。好意はあるけど気持ちを伝えるつもりはない

 

ハニたんのことを友達としか見てなかった私に大きな変化があった時期でした。

 

転機3:あなたは私のことどう思っているの?

ハニたんへのspecialな感情を抱いたまま、またまたハニたんと一緒に旅行に行くなどしていたあんり。

とある旅行明けの授業中、ふとハニたんのことを考えてめちゃ悲しくなったときがありました。

こんなに今親しい関係なのに今後帰国したらどうなるんだろう、とか…

当時日記を書いていたのですが、ハニたんへの思いが溢れすぎて、誰かに聞いて欲しいけど簡単に相談できることでもなく…ということで、この日記に彼女への思いを書き綴っていました。

そして数日後のとある日、

ハニたんが

「私はあなたのこと好きだけど、あなたは私のことどう思っているの?」

と私に聞いてきました。

ついに来たなこの瞬間がと思いました。

「友達」と答えることもできましたが、ここ数か月、ハニたんが自分の気持ちを私に伝えているのに対し、自分の気持ちをハニたんに伝えてこずにきたので、きちんと向き合わなければと思いました。

 

そして、日記に書き綴ったハニたんへの思いを伝えました。

specialな存在であること

・と同時にこの感情をハニたんに伝えて特別な関係になったら終わりがあるんじゃないかと不安だから気持ちを伝えないことにしたこと

・国際遠距離 同性 将来がわからなすぎて不安であること

・この感情が留学状況下という非日常の環境でうまれたからこんなにも強い感情をもっているのかな とか考えたこと

人生において出会えてよかったと思える大切な人であること

e.t.

 日記につづった思いの丈を全部ぶつけました。

 

するとハニたんも、ハニたんが書いていた日記の私に関する部分を翻訳して伝えてくれました。

どちらも、付き合おうとか言っていないのですが、この日を境に暗黙の了解で二人の関係が変わりました。

まさにお互い胸のうちを「告白」する感じで、ハニたんの胸の内を聞いて、わかっているようでわかっていなかったハニたんの私への思いなどを知りました。

いろんな不安とか全部おいておいて、二人とも想いあっているんだから走り出してみようという感じでした。

 

 

以前にハニたんが言っていた言葉で、非常に共感した表現を借りると、

”Won't feel regret if I die now because I already experienced real love ”

「(このままもしかしたら死んでしまうかもと考えたときに) この愛を知れたから死ぬってなっても後悔はないって思った」

※ハニたんが乗っていた飛行機が乱気流でめちゃめちゃ揺れたときに感じたそうです

 

今死ぬってなったらそれを100%受け入れられるわけではないですが、なんというか死ぬときに思い出して微笑むことが出来る感情を経験できたのかなと思います。

 

世の中の大人、既婚者はこんな感情を経ているのだろうか。

万が一彼女を別れた後、同じくらい強い感情をもてる人と出会うんだろうか。

などなど考えちゃいます 笑

 

こうして私たちは付き合うことになり、お互い母国に帰り、遠距離恋愛となりました。